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ナースアウト in Japan 2010

ナースアウト in Japan 2010

全国実行委員会の願い

ナースアウト in Japan 2010全国実行委員会では、
赤ちゃんの健康状態等様子を見ながら、母親が母乳・粉ミルク・混合を選択できる社会になる事を願っています。


★母乳育児に対して正しい知識を持つ病院が増えて欲しい。


これはむやみにミルクや糖水を与えないと言う他にも、
あまりに母乳がいい!ととらわれすぎて適切な判断が出来なくなると言う事も含んでいます。


★母親が母乳・ミルク、選択できる社会になって欲しい。

これは正しい知識が広まれば、自然と母親が自分で自分に合ったスタイルを選択できるようになると思っています。
仕事をしている方は混合だったり、どうしても病気であげられない人はミルクだったり。
薬を服用していても実は母乳をあげても大丈夫な薬かもしれないです。
そういう知識を持ったお医者さんが増えて、少しでも多くの母親が自分の希望する方法で子育て出来たらいいなと思います。
(勿論「タバコ吸いたいからミルク」とか「胸の形が崩れるからミルク」とかには賛同できませんが)


★本当にミルクが必要な人へは長期支援出来るようになって欲しい。

これは産院や母親学級で配る粉ミルクを、
本当にミルクが必要な人への長期支援に使う方向で考えて欲しいと言うことです。
全国実行委員会のあるスタッフは母乳が出るのにミルクをいくつも貰い、
結局賞味期限が切れて捨ててしまったのです。
そういう勿体無いことをせずに、
本当にミルクが必要な人・施設などへ長期にわたって支援できる社会になる事を願っています。

また、ボトルベビー病については日本でも起こり得る事だと思います。
それは地震や災害などで綺麗な水が手に入らなくなった時です。
もちろん哺乳瓶の消毒もできなくなるでしょう。
そうなった時に、母乳が出る母親が多いと、
ミルクが本当に必要な赤ちゃん(お母さんが病気だったり、施設へ入っている赤ちゃんなど)に
より多く綺麗な水とミルクが行き渡ると思うのです。
双方にとってこんなにいい事はないと思います。

そういう災害時には母乳育児の母親へ、
ストレスなどで母乳が止まらないように 支援する事も大切な支援のひとつだと考えています。

地震や災害なんて・・・と思うかもしれませんが日本は地震大国です。
参加者の中にも実際に大きな地震に遭遇し、大変な思いをされた方がいます。

確かに母乳のイベントですが、このイベントが訴える事は母乳のみならず
ミルクの方へも繋がるイベントになっていけばいいと思っています。

きっかけは抗議運動かもしれません。
ですが、こういった様々な意味と考えを含んだ、意味のあるイベントだと私たちは考えています。




母乳代用品の販売流通に関する国際基準(WHOコード)の内容(全文ではありません)
International Code of Marketing of Breast-milk Substitutes

(1)消費者一般に対して、母乳代用品の宣伝・広告をしてはいけない。
(2)母親に試供品を渡してはならない。
(3)保健施設や医療機関を通じて製品を売り込んではならない。これには人工乳の無料提供、もしくは低価格での販売も含ま る。
(4)企業はセールス員を通じて母親に直接売り込んではならない。
(5)保健医療従事者に贈り物をしたり個人的に試供品を提供したりしてはならない。
保健医療従事者は、母親に決して製品を手渡してはならない。
(6)赤ちゃんの絵や写真を含めて、製品のラベル(表示)には人工栄養法を理想化するような言葉、あるいは絵や写真を使用してはならない。
(7)保健医療従事者への情報は科学的で事実に基づいたものであるべきである。
(8)人工栄養法に関する情報を提供するときは、必ず母乳育児の利点を説明し、人工栄養法のマイナス面、有害性を説明しなければならない。
(9)乳児用食品として不適切な製品、例えば加糖練乳を乳児用として販売促進してはならない。
(10)母乳代用品の製造業者や流通業者は、その国が「国際規準」の国内法制を整備していないとしても、「国際規準」を遵守した行動をとるべきである。
http://www.bonyuikuji.net/info/code.htmlより転載)


どうしてミルクでは参加できないの?全国実行委員会の願い




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